南野拓実とヤング・リーズ
8月29日のFAコミュニティ・シールド、対アーセナル戦で待望の初ゴールを決め、9月5日のブラックプール戦でも連続ゴールを奪った南野拓実。
何やら、今シーズンは覚醒の予感が漂う。プレミア最強トリデンテであるスリリング3を前に置き、いかに連動しながら自分の持ち味を出せるかがポイントになる。
プレミア開幕は12日のホーム、リーズ・ユナイテッド戦。このカード、プレミアで観るのは何年ぶりだろう。
リオ・ファーディナンド、ハリー・キューウェル、マーク・ヴィドゥカ、ロビー・キーン、アラン・スミス、ロビー・ファウラー…。00年前後のチームは若く、勢いがあり、波になると手を付けられなかった。反面、ムラがあるのもまた事実だったが、そこがまた魅力でもあった。
血の気が多い選手が揃っていた。ダニー・ミルズやリー・ボウヤーが典型。一方で、バランサーとしてバッケ、オリビエ・ダクールが気を利かせていた。
一時は3部まで落ちたが、17シーズンぶりにプレミアに戻って来る。ヤング・リーズの輝きを取り戻せるか。